「矢掛の旧街道散策」報告
〜平成21年度「歩こう会」春の例会〜
全員集合(圀勝寺にて)      
◎日  時 :2009年4月10日(金)
◎行き先 :  矢掛町
◎参加者 :(50音順) 芦原、井垣、榎本、菅田、木村、篠原、妹尾、立花、田渕
               広瀬、藤田、松田、水川、行本、吉岡、谷本、以上16名
<報告記>
 今年度の歩こう会、春の例会は4月10日に井原鉄道の三谷駅から矢掛駅まで、およそ6キロを全員元気に完歩しました。
午前9時10分、岡山駅の1番のりばに集まったのは11人、途中伯備線の庭瀬駅、倉敷駅、井原鉄道の呉妹駅、三谷駅で合流したメンバーを合わせて総勢16名の参加となりました。
午前中はまず、三谷駅から吉備真備の祖母のお骨を納めた骨臓器が出土し、今では国の史跡に指定されている「下道氏の墓」を訪れました。ここから旧山陽道を通って椿のお寺で知られる圀勝(こくしょう)寺に向かいました。
矢掛町の天然記念物に指定されている樹齢300年の椿はちょうど見頃を迎えており、落花の赤い絨毯は見ごたえ十分でした。境内で檀家の人達のお接待を受け、至福のひと時を過ごしました。圀勝寺は吉備真備のお父さんの名前・圀勝(くにかつ)を寺の名にしたお寺で、お祖母さんを祀った廟もありました。
圀勝寺から旧山陽道を外れ、矢掛の町が一望できる茶臼山城跡に登りました。

ここで丁度お昼になり、まだ桜の花が残っている二の丸跡の展望台で弁当を広げました。
真備公の墓前で妹尾さんの説明を聞く 旧山陽道を歩く
 午後は山を下って、再び旧山陽道に入り、矢掛宿へ向かいました。途中、小田川堤の桜並木で、今が散り頃の花吹雪を楽しみました。
矢掛宿では宿場町の雰囲気を今に伝える通りを散策した後、旧本陣石井家を見学し、隣の喫茶店で一息入れた後、矢掛駅から列車を乗り継いで帰ってきました。
椿、桜をはじめ、沿道には各種の花が咲き揃い、春爛漫の雰囲気がいっぱいの散策でした。
なお今回の散策コースは妹尾さんのお勧めコースで、道中各所で解説を頂くなど大変お世話になりました。

                         歩こう会幹事 谷本保夫
見頃だった圀勝寺の椿(マウスポインタを画面にあてて下さい)
茶臼山公園は桜が見頃 小田川堤は桜吹雪
 散策の道中で生まれた句
定番、木村英一郎さんの写真・俳句−−>クリック(11句連続表示)
 文責・写真 谷本保夫  俳句 松田通男・木村英一郎   (RSK OB)
               
    2009/4/14