歩こう会「平成21年度秋の例会」実施報告

集合写真 (岡山城−戦火を免れた、国の重文、月見櫓前−)
<報告記>
 
今回は江戸時代に築かれた岡山城下を中心に、岡山市街地の中心部を散策しました。
台風の接近で一度は流れた例会の再挑戦で、天気が気になりましたが、幸い秋晴れのウォーク日和に恵まれ、全員元気に午前、午後合わせて7キロを気持ちよく歩きました。

<午前の部>
旭河畔の石山公園を出発、オランダ通りを南下して栄町の鐘撞堂跡を左折、旭川の土手道へ出て、川沿いに北上、新堰管理橋を渡って、対岸の三光荘まで歩きました。
途中、オランダおいねの医術修業の地、鐘撞堂の再現模型、山陽道を岡山城下へ引き込むために架けられた京橋、京橋の渡り初め風景を描いた石碑、山陽道と船着場で京橋界隈が岡山で一番賑わった頃の旧橋本町の石碑、京橋の火の見櫓、表具師幸吉の碑、岡山城下東門跡などなどを丹念に見て歩きました。
表具師幸吉の碑の前で 旭川土手の散策路
<午後の部>
三光荘三階の岡山城の天守を望む部屋で昼食を済ませた後、外下馬門跡、内下馬門跡を通って岡山城の本丸を訪ねました。歴代城主によって築かれた石垣の周りを一周した後、中の段に上がって、発掘調査の結果を基にした表書院の間取りや表書院を取り巻くいくつもの櫓跡を見てまわりました。
岡山城から岡山神社、終戦まで県庁のあった天神山を通って、土光敏夫記念苑まで歩いて解散しました。
街中で秋の気配を感じるには早すぎたようでしたが、秋晴れに恵まれて、さわやかなウォークとなりました。
                                 
オランダ通りの由来説明と岡山県里程元標園(マウスポインターを上の写真にあてると切り替わります)
 
 往時の京橋界隈の賑わいがしのばれる「迷子知らせ所」 旧山陽道森下町の「惣門跡」 
 
 土光敏夫記念苑と旧京橋の石の橋脚(洪水時対策の形状)−(マウスポインターを上の写真にあてると切り替わります)−
            文責  歩こう会幹事 谷本保夫  
             写真 吉岡猛 谷本保夫 榎本一二  (RSK OB)

               
    2009/11/4