後楽園より岡山城を望む |
好天に恵まれた十七日当日、観光組十八名は予定どおり、九時にホテルを出発、まず日本三名園の ひとつである後楽園に向かいました。 岡山観光としてはガチガチの定番ですが、良く知っているつもりのこの後楽園の知られざる部分を 見直そうということで、後楽園事務所の広報スタッフ・坂本美香さんのガイドで、おなじみの庭園以外の 梅林、お茶畑、水田など丁寧に散策しました。 秋の観光イベント・幻想庭園のスタート日に当たっており、普段より整備されて広々とした園内は、青空に 芝生のグリーンが映えてとても美しく、秋の後楽園を満喫しました。また、園内の随所から色々な角度に 見える岡山城の姿を、その都度、カメラに収めたり、それなりに楽しみました。 続いて訪れたのは、令和の大改修を終えたばかりの新装なった岡山城。中は6階建になっている 天守閣の一番上にまず上がり、市内を一望した後、各階に展示されている、戦国末期から 江戸時代までの歴史を物語る品々を見学しました。 そして適当な時間になったところで、昼食。ほど近いお堀端にある「ふや平」は、池田光政公とも関りが あったという由緒ある精進料理がメインの料亭で、ここでも岡山城を眺めながら、珍しい料理に 舌鼓を打ちました。 遠来のお客様も、材料を吟味したり、記念に箸袋を持ち帰られるなど、楽しんでくださいました。 午後からは、これもオープンしたばかりの「岡山芸術創造劇場ハレノワ」を見学。 地下2階、地上4階に、三〇〇席の小劇場、八〇七席の中劇場、一七五三席の大劇場が 「魅せる・集う・つくる」のコンセプトで配されている、岡山のニュースポットを見学していただきました。 このあと、少し離れた「吉備津神社」へ。バスの中で、会員の古川克行さんに「桃太郎伝説」の 説明していただき少し歴史をお勉強。吉備津彦命(桃太郎)と温羅(鬼)の戦いの伝説、吉備津神社は その吉備津彦命が祭神として奉られていること等々。 国宝の本殿を参拝したのち、長い回廊を歩いて、鳴る釜の神事で知られるお釜殿まで行きましたが 残念ながら神事はお休みで、見学はできませんでした。 それでも、ゆったりとした時の流れの中で、それなりの歴史は感じられたと思います。 定番の割には、盛りだくさんの結構忙しい観光でしたが、それなりに楽しんでいただけたかな スタッフ一同自負しております。 お疲れさまでした。 (文責 OHK−OG 辻川登貴子) |
ガイドの説明を聞きながら園内散策 | 〃 |
築城400年、令和の大改修を終えた岡山城 |
城内見物 | 鯱のサンプル |
「ふや平」にて乾杯 |
ランチタイム | 〃 |
岡山芸術創造劇場[ハレノワ]、大劇場(1750名収容)の見物 |
森安ゼネラルマネージャーから説明を聞く | 〃 |
〃 | 小劇場にて |
吉備津神社参拝<会員、古川克行さん(RSK−OB)の案内> |
本殿 | 帰路に就く |