中国民放クラブ   山口大会

       安芸灘大橋の見える所で記念写真    2006/11/17

観光班は、8時25分ホテル玄関に集合、呉方向に向かった。最初は呉市下蒲刈町の松濤園へ。ここは4つのゾーン「ご馳走1番館」「あかりの館」「陶磁器館」「蒲刈島御番所」などがあった。
「ご馳走1番館」は朝鮮通信使の行列人形のジオラマ模型や当時の通信使を再現した等身大人形、朝鮮通信使資料などが展示してあった。
「陶磁器館」は古伊万里や柿右衛門の展示し、二階は観潮楼で瀬戸の急流を眺めることが出来た。蘭島閣美術館は総檜造りの美術館で昭和の前衛油彩画が展示されていた。

蘭島閣美術館
          松濤園             ご馳走1番館
あかりの館 観潮楼の眺め

午後、目的の「大和ミュージアム」へ。入り口付近に展示された戦艦陸奥の主砲と錨。圧巻はホール中央に置かれた戦艦[大和]10分の1(全長26.3m)の精工に作られた模型であった。
映画「男たちの大和」を思い出す。当時の技術の粋を集めた戦艦大和、
40kmも飛ぶ46cm主砲も数百km飛び魚雷を落とす飛行機には勝てなかった。人間魚雷「回天」、こんな小さな狭い空間に押し込められ出撃していった隊員はどんな気持だったのか。特殊潜航艇「海龍」、零式艦上戦闘機など全て実物が展示されていた。

大和ミュージアム入り口 戦艦大和 前部から
戦艦大和 後部から 戦艦大和 後部装備
戦艦大和 対空火器
人間魚雷 回天 特殊潜航艇 海龍
零式艦上戦闘機 自衛隊潜水艦

3階テラスでは潜水艦の実物を見ることが出来た。道路向い側、来年4月オープン予定の防衛庁の資料館になるらしい。巨大な潜水艦をどうやってここまで運んだのか、大型クレーン船で海から引き上げ、台車に乗せ、車の少ない深夜に運んだとか。
深夜にもかかわらず数千人の見物人が来たらしい。
16時過ぎ広島駅まで帰った。
広交観光のバスガイドのよくしゃべる事、車の動いている間は1秒の休みなくしゃべり続けた。話の内容よりもその方が印象に残った。     
                (報告・写真 田淵 守)


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