お知らせ

                               OHK OB 渡辺 昭朗

九寨溝(きゅうさいこう)の山岳

 ニー好トイレ!酸素ボンベを片手に!万歩計1日2万5千歩!嗚呼しんど中国の旅!!
昨年『世界遺産九寨溝に飛行場ができ、公園内外(ホテルなど)整備されたので是非来てください』と中国の
友から誘われた。見積もり約22万円、計画中読売旅行で約16万円の企画が出たので、仲間に呼びかけ飛びついたのが運のつき、朝早く、夜遅くの強行軍、ご苦労様の旅でした。
パンダの郷成都は上海から飛行機で西へ3時間、夜8時半でもまだ明るく夕暮れの感じだった。
 翌成都から九寨溝までバスで12時間(約400km)。
途中詩人李白の故郷やチベット族の村を訪ねながら、
海抜2千米以上の山々の九十九折り道路を上り下り。
 途中トイレ休憩は、仕切りなしのオープントイレ。
しかも使用料5角(約8円)最初は恥ずかしがっていたご婦人たちも終いには慣れて来た。
 九寨溝(寨は集落の意)はチベット族が暮らす秘境で、石灰華が作ったこの世の仙境、神秘的な景観は好看!真漂亮!の連発だ。
入場者は1日約1万5千人(入場料170元)多い日は3万人。中国、日本、韓国、タイの順で案内板も4国語の表示がしてあった。トイレは無料だが、環境を汚さないため、便器に紙袋が取り付けられ、溜まると口を閉めて集め処理するとのことでした。
 黄龍は海抜3,650m(山麓3,198m)、片道3,5kmを4時間半掛けて上り下りが約束だったが、上りは内緒でロープウエの世話になり、酸素ボンベを頼りに高山病に掛からず無事下山した。(入場者1日約8千人)
成都への帰りにトンネル工事の為対面交通で1時間半待たされ、パンダとの面会も短時間となった。
 昨年1万円が7百元、今年は6百元。上海でビールが30元でしたが10元と物価は安く、チベット族の家にはパラポラアンテナがつき、牛科の一種ヤクと山羊の放牧飼育による加工品、観光資源で生計を立て、中流の生活ぶりだと思われた。しんどかった旅の行程は6月13日から18日まで 
   <文中の写真は、チベット族の集落と九寨溝の男子トイレ>


        スナップ写真                       
好看!!九寨溝 エメラルドグリーンの海(湖)
倒木も海のオブジェ 四ケ国語の観光案内
雨の黄龍 酸素ボンベと同伴 成都ではご機嫌パンダと面会できた

                                                                           (2007/7寄稿) 
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