平成13年度春の旅の会

 奥 能 登 と 金 沢 の 旅
平成13年4月12日(木)〜14(土)
幹事 坂川・豊田


 
  今年の民放クラブの旅行会は、4月12日〜14日の日程で能登・輪島に行きました。
 参加者は旅の会幹事の坂川をはじめ、沖見、尾島、田淵、中山、広瀬、山崎そして豊田の8名。12日の朝、RSKラジオ今朝の1曲のコーナーで豊田がリクエストしたひばりの能登・輪島を歌った"太鼓"の歌にあわせて元気よく初日の宿"民宿さんなみ"めざして出発。

 和倉までは順調に旅は進みましたが、せっかく和倉まで来たのだからと有名な加賀屋を一目見ようと足を伸ばしたのはいいが、昼食をすませて能登鉄道の時間を確認したところ3月31日付けで能登鉄道は廃止とのこと、幹事の顔が一瞬ゆがみかけたが代替バスがあることがわかりようやく胸をなでおろしました。

 この時期岡山の桜は満開、桜前線を追っかけるように私たちも北上しました。能登はやはり肌寒く部屋の暖房もあまり効果なく、酒で体の芯から暖めないと温まらないせいか大酒呑みもいないのに酒代が予算オーバーする始末。宿の心尽くしの料理に舌鼓をうちましたが、なかには焼き蟹を独り占めするけしからぬ奴もいてわいわいがやがやと楽しく時を過ごしました。

 翌13日はバスで輪島に向かいあの朝市をぶらぶら楽しみました。天気は決してよくはなかったものの、乗り物に乗ると雨、食事に入ると雨、しかし歩く時は傘いらずと参加者の日ごろの行いのよさのせいか恵まれた旅でした。そしてこの日は早めに金沢の宿に入ろうと衆議一決、ネオンサインが恋しいのか、きれいなネーちゃんに巡り逢いたいのか、はたまた金沢料理を味わいたいのか好みそれぞれ。

 しかし今回の旅の圧巻は14日。兼六園の散策にとお願いしたボランティアの小松さんの至れり尽くせりの案内・資料には感激しました。桜の開花にあわせて兼六園はこの日まで無料開放とあって大勢の人出が予想されるので早めに宿を出発、兼六園の象徴"徽診灯篭''、"七福神山"など広い園内を効率よく見て回りました。

 このあと今も残る東茶屋街の懐華楼でお薄を頂きながら女将から廓遊びの説明をうけましたがみんな熱心に耳を傾けていました。人数に関係なく1座敷13万円程度しかも一見さんはお断り、時間はお線香ではかり2本が燃え尽きる程度、つまりざっと90分とのこと。
 お昼は加賀野菜を中心にした精進料理"壽屋"の普茶点心を頂くなど短時間で金沢をよく知ることが出来ました。
 それにしてもみんな元気で、アルコールがなかったのは朝食時のみ、次回の参加を約束して帰路につきました。
金沢市内
金沢城
兼六公園
矢波さんなみ
会食風景
輪島朝市

 デジカメ写真提供  田淵 守