<操山散策>報告


△ とき:平成15年11月6日(木)
△ ところ:岡山市沢田地区周辺「操山」
△ 参加者:井垣、榎本、太田(富士雄)、太田(靖子)、大前、沖見
       亀山、景山、妹尾、田淵、坪井(清兵衛)、星島、松田
       山内、薬師寺、吉岡、(以上16名)   


(報告) 午前9時、岡山市沢田の「操山公園里山センター」に集合。
同センターのボランティアーの一人井垣さんを通じて、武部所長から、「里山の概略」をレクチュアーしてもらう。5年前に開設して以来、全国的な里山ブームに乗って、同センターも年間3万人が利用するという人気。スタッフ4名ながら各種の民間ボランティアーに支えられて、年間100本のイベントを展開しているという。
 もともと備前藩の藩林を受け継いだ国有林と民間林で構成される標高169メートルの山で、樹林・山野草の植物430種類(県南1600種類)、野鳥72種類、トンボだけで49種類も生息している。
 この日の一行は、女性2名を含む総勢16名。まず、山歩き会幹事吉岡さんの指導で軽いストレッチ体操。ゆっくりと体をほぐしてから出発する。いきなり急峻なコースを避け、少し遠回りながら沢田の集落を抜けて、収穫直前の柿畑を横目に見て山中に入る。
 以下、コース順に。大小100基は下らないという操山古墳群の中から、「八畳岩古墳」、「旗振り台古墳」、「萩の塚古墳」の有名古墳を回り、標高三角点へ。このうち「萩の塚古墳」への道は、丸太で整備されてはいるがかなりの急坂。さらに足を伸ばして「三勲神社跡地」へ。ここで、各自持参した弁当を広げる。昼食の後、再び「萩の塚古墳」経由で宇喜多・三村の城取り合戦で有名な戦国城址「明禅寺城址」へ。暫く休憩の後、城址から直に恩徳寺裏までの坂道を下山。恩徳寺境内を経て出発点の里山センターへ、一人の落伍者もなく無事帰着。榎本さんの万歩計によると、7〜8キロは歩いたことになる。帰路、コーヒーを飲みながら反省会をして解散した。
 報告記(松田)   写真提供(亀山)