民放クラブ岡山支部韓国旅行記

平成12年4月25日〜4月27日【2泊3日】

  
 今回の旅行はゴールデンウィーク前で近回りを、との希望が大勢を占め、岡山から大韓航空の定期便がある韓国・ソウルに決まりました。
 幹事の坂川氏のお骨折りで13人もの参加者があり、4月25日午前10時KE762便で岡山空港を飛び立ちました。《支部男性会員のみで女性や家族の不参加が残念!》
 その距離わずか700キロ、75分でソウル金浦空港到着。現地旅行社の女性ガイド尹〈ユン〉さんに出迎えられて市内を見物しながら南山〈ナムサン〉の南側のハミルトンホテルにチェックイン。
 夕方から明洞〈ミョンドン〉という繁華街の一角にある焼肉レストランで大パーティー、ここでニンニクとキムチの洗礼をたっぷり受け、いっぱしの韓国通になりました。

 
翌日は朝からの小雨模様をおしてソウルの市内を精力的に見て回りました。
 景福宮、世界遺産の宗廟、国立博物館、青瓦台、東大門市場、ソウル駅、南大門市場など おのぼりさんのコースをくまなく視察。さすが1100万人もの人が住み、バブル後とはいえGDPは日本より遥かに上を行く韓国の首都は、日本とは比べ物にならないほど活気に満ち溢れていました。
 日本の1万円が10万2700ウォンで、両替をすると急に10倍の金持ちになった気分ですが、確かに物価も安いようです。3日間の滞在で両替した1万円を使えきれなかった人が半数もいたほどです。たとえばタクシーは初乗りが1300ウォンつまり130円、30分・5キロぐらい走ってもたった600円程度で日本では信じられない値段です。また地下鉄、バスはいずれも50円、観光施設の入場料は殆どが70円でした。
 印象に残ったのは大統領府のある青瓦台の近くで、歴代の大統領が外国の賓客からプレゼントされた品物を展示している建物でした。韓国からお返しに贈った品物の一部もありました。韓国の為政者の姿勢が見えるようで、日本の皇室や首相も国賓からの贈り物はこのようなところにぜひ展示して欲しいものと一同感心しきりでした。

とにかく楽しいオヤジ旅行です。今回参加されなかった方も次回はぜひご参加ください。

    

参加者 : 沖見、尾島、川崎、坂川、妹尾、田淵、豊田、中山、古川、広瀬、三木、安田、山崎

2000年5月3日  旅行記  安田 了三