例年理事の間では、懇親会の頭に行うアトラクションを何にするか悩むところですが、今年はすんなり決まりました。理事の一人、杉原尚示さんがタイミングよく本を出版。題して「郷土史はなぜおもしろいのか」。古文書の類に頼らず、あくまで自分の足で歩き、人に会い、興味の赴くままに歴史の真実に迫ってゆく徹底した「現場主義」。難しい歴史用語を敢えて避け、語り口調、話し口調でつづられたユニークな本になっています。
この日の話は、「岡山の小野の小町は実在か」と題して、本と同じひょうひょうとした語り口調で行われ、満場を沸かせました。事前に配られたレジメの中の「源平合戦秘話」、「江戸期の領主、戸川家のこと」、「ゴルフ場・帯江コースの謎」などは、またの好機に場を設けて伺いたいと思いました。
この後「乾杯」に移り、新会員を代表して井上義明さんの音頭で全員乾杯!
さあ、お待たせしました。
後は飲んで、食べて、席入り乱れて歓談、放談が続きました。
途中黒川会員が、昨年亡くなられた三人の方について短いエピソードを披露しました。
閉会時間も迫り中締めの挨拶は、新入会員を代表して横田真理子さんが、励ましの野次にも負けず堂々と挨拶をし、すかさず石見さんが引き取って本締めの挨拶で懇親会を締めくくりました。
なお今年も会場の壁面には、写真同好会会員の作品が貼付され、総会&懇親会に彩りを添えました。
(以上文責・松田通男 写真撮影・祇園、若槻)
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