第7日目 6月12日(木)パレルモ→ローマ
(ビバリーヒルズ泊)
明日は帰国。今日はイタリア最終地ローマに飛ぶ日です。バスはパレルモ空港目指して
走り始めました。
「さよなら」と揺れて見送るジャカランタ(芳茶)
ジャカランタ。美しい紫の花をつける大木。平成10年秋最初の「操山31会海外旅行」で訪れたオーストラリアで初めて見ました。現地は春。「こちらのジャカランタはちょうど日本の桜のようなものです」とその時の添乗員が説明していました。そのあと個人旅行で訪ねた花祭り中のセビリアでは「ハカランタ」と呼ばれていました。
着いたローマは摂氏40度。コロッセオ、ヴァチカン市国 サンピエトロ大寺院、聖天使城、フォロロマーノ、イタリア統一後初代国王となったヴィットリオ・エマヌエレ2世記念碑、スペイン広場、トレヴィの泉、ブランドグッズのベネト通りなどローマ観光の定番を周遊。
コロッセオ威風堂々青葉風(晴茶)
コイン二度投げてトレビの泉かな
カラフルなファッションが行くローマかな(和庵)
コロッセオ熱き二人に熱き風
願い込め聞く水音や夏の旅(芳茶)
イタリアにおける一行最後の晩餐はテルメ デイ デイクレツイアーノにおける「カンツオ―ネの夕べ」。パテオ(中庭)に張り出したベランダに全員ズラリと陣取りました。まずはビルラ(ビール)。快活な給仕の男たちが次々にパスタの皿を持ってきて「ハイ回して!回して!」と流暢な日本語。眼鏡をかけた日本人のような男がギターを弾きながら「サンタルチア」を歌い始めました。一緒に歌うメンバーたち。歌は「ボラーレ」に。給仕の男性に加え川島さんもビデオ片手にリズムに合わせて踊り始めました。次は「上を向いて歩こう」。
飲んで、食べて、唄って、手を打って、この旅行最後の夜を楽しんだのでした。
暮れなずむ永久の都や夏の月(輝庵)
ビルラ飲むパテオに届く暮れの鐘
涼風にカンツオ―ネ流れて酔い心地(和庵)
ホテルに帰り、CNNニュースを点けてみればグレゴリー・ペック死去のニュース。たった今あの「ローマの休日」のスペイン広場を見てきたばかり。なおも彼の主演作品の一部を紹介するテレビに向かい、我々世代の青春に数々の忘れ得ぬ贈り物をしてくれたグレゴリー・ペックに「グラッツイエ」と感謝し、「アリデヴェルチ」と別れを告げたのでした。
夏の月名優逝くのニュース聞く(輝庵)
第8日目 6月13日(金)ローマ フィウシチーノ空港→成田または関空へ
(機中泊)
空港へ出発するまでの時間、晴茶は朝市へ行っていたのですねえ。
瓜トマト茄子さくらんぼ朝の市(晴茶)
「季語ばかり並べちゃってるから修正した〜い」と後日電話で訴える晴茶に「いや旅行句は見聞きした瞬間ひらめいたそのままに限る」と説得し、そのままとなりました。決して僕がワープロで訂正する手間を惜しんだわけではなく、心底そう思っているからです。
帰りは成田行きと関空行きに分かれて搭乗。僕の乗った関空行きの機内には空席が目立ち、各自2席3席と占有できました。全員には行き渡らなかった日本のスポーツ紙が引っ張りだこ。みんな、先に読み始めた友から知らされた阪神タイガース40勝到達の解説が読みたいのでした。
虹に乗る機に在りローマいざさらば(晴茶)
ゆやけ見し窓に朝日を見る至福
朝焼けの先に故郷の美し国
万緑の故国眼下に降り支度(輝庵)
入梅の関空へ身を沈めけり
南イタリア旅行参加の皆さまお疲れ様でした。天候と気の置けない仲間に恵まれ今年も良き思い出作りが出来ました。来年は4月トルコの予定です。チャオ!
ナポリ港にて、2003年夏 松本 �X(輝庵)と妻 瑞重
2003年6月6日〜6月14日
操山31会「南イタリア、シシリー島の旅9日間」
参加者名簿(旅行会社作成リスト順)
1.国府島 幹男(東京都)
2. 西脇 新五(兵庫県)
3. 松本 �X(岡山市)
4. 松本 瑞重(同)
5. 安本 和志(同)
6. 小西 泰介(同)
7. 川島 通正(同)
8. 福田 勝恵(同)
9. 黒住 鉄弥(同)
10. 黒住 雅子(同)
11. 一色 晴美(東京都)
12. 田中 朗美(岡山市)
13. 井上 佳子(奈良県)
14. 河原 美子(市川市)
15. 武田 秀子(岡山市)
16. 東海林 朝子(横浜市)
17. 東田 香代子(神戸市)
18. 西 美知子(岡山市)
19. 中原」圭子(福岡県)
20. 肥谷 翠(岡山市)
TC 長崎 浩子(阪急交通社)