北欧フィンランドの旅 

 北欧3ヶ国・11日間の旅 (スエーデン・フィンランド・エストニア) 8月16日〜26日
                                                                              平成12年9月1日

 初めての北欧の旅、不安と期待で一杯でしたが、思っていた以上の快適な旅を楽しむことができました。食べ物、時差などあまり気になりませんでしたが、朝が15度ぐらい日中でも30度以下で湿度が低いので、関西空港に着いた時の蒸し暑さには閉口しました。
ヘルシンキ大聖堂 シベリュウス公園
作曲家ジャン・ジベリュウスを記念して
彫刻家エイラ・ヒルトウネンによる
ステンレスパイプのモニュメント

 ヘルシンキの初日、ヘルシンキの市内観光は市の中心、フィンランドの象徴とも言えるヘルシンキ大聖堂をスタートして市内の主な建物、教会、公園などを見て回りした。バスガイドは若くない女性、フィンランド詑の英語で説明をしてくれました。シベリュス公園、テンペリアウキオ教会など途中下車して見学。全行程約3時聞の観光でした。それが外国人の私たちも無料なのには驚きました。
ストックホルムの王宮、黒い線から内に入るなといった
写真はOK(ストックホルム)
街角で憩う女性「写真を撮らせて」と言うと気軽に応じてくれた。
「エストニア タリン」

 2日目、自由行動の日でした。好奇心の塊のような私、右も左も外人ばかり(ここでは自分が外人でした)、帰りの時間を気にしながらのタウン・ウオッチングをやりました。道路に店を出していた食べ物屋のお兄ちゃん、パンとコーヒーを買い、フィンランド人の間に座って食べました。空いた席に「ここよろしいか」と若いカップルが来ました。すぐ目の前でチューをしました。日本でも最近の若者は人前で平気ですがここまではと思いました。店先の道路にテープルや椅子を並べて飲んだり食べたりするのは日本ではあまり見かけませんがここでは普通のようです。
ヘルシンキ中央駅
公衆電話(ビルの隅などに
置かれたものが多いがこんな
ボックスもある

 ヘルシンキの玄関のような港、ここから近隣の国に向かう豪華客船などが出ています。港に面したマーケット広場の数百の露天商、サーモンのような大きな魚を売る店。野菜、果物、民芸品、土産物、衣類、市の中心部にあるストックマンデパートよりもはるかに品数も、品種も多いようです。
 ある民芸品を売る店で、イラン人のような顔をした店員が私の顔を見ると、にこにこしながらここを見ろと言います、そこには日本語で書かれた説明書がありまた。自然石で作ったという怖い顔をした人形を買いました。入れてくれた説明書と作者のサインは英語でした。
 舟で野菜を売るおじさん。これは露天を出す権利のない人たちでしょうか、海に浮かべた小舟で船尾を岸壁つけ5捜ほど並んで売っていました。
 全部売れてもその日の糧を得ることができるのかと不思議に思えるほどの少ない量の乾物や野菜が並べられていました。
マーケット広場。多くのテンとが見られる
手前は船の物売り
アコーデオンを弾く女性、
前の箱はお金入れ

 太鼓を叩いたり、笛を吹いたりしている人、「町のミュージシャンか」と聞くと「お金を貰うのが目的」とのことでした。アコーデオン弾きの女性、写真を撮ってもよいかと聞くと「OK」とのことで、港をバックに彼女の写真を撮りました。20マルカあげました。港にある便所はWCと大きな表示があります。入口は閉ざされたまま。有料便所で2マルカ入れると扉が開くらしいが使い方が分からない。少し離れた所で、ソフトクリームを舐めながら誰かが来るのを待っていました。人の使うのを見て納得、私も使ってみた、有料ならもっと奇麗に掃除をしなければと思いました。
 観光バス、寺院の拝観料、高速道路が無料でこんな便所が有料というのは私にはちょっと理解出来ませんでした。1マルカ=16〜18円
 見る物、聞く物すべてが面白い。1日の自由時間はあっとい間に終わりました。もっと時間があればと思いながらタクシーに乗りホテルに向かいました。
 その他、豪華客船でストックホルム観光、高速船で行くタリー観光すべて夢に見たような事ぱかりでした。わずかの期間でしたが充実した日々でした。書いていたら限がないのでこのへんでやめておきます。
 町のキオスク(日本のコンビニのような店)でちょっとHな本を買いました。初めて見る北欧の雑誌、文字は読めませんが写真は分かります。次の放水会に持参します。今時ですからどこの国の雑誌も同じかも知れません。あまり期待はしないでください。
                 以上
                                                     田淵守 (RSK−OB)