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趣味の俳句

 俳句を趣味に持つ方はミンク岡山会員の中にも結構いらっしゃると思いますが、今回は木村英一郎さんにお願いして、俳句の趣味を持たれたきっかけと、思い出の一句を披露していただきました。

 平成10年3月会社を定年退職しましたが、直前の職場のRSKメディアコムは、月曜日が休館日で、公休は月曜日でした。平日の独り遊びに戸惑いを覚えていたところ平成8年近所に倉敷社会保険センターができ、そのチラシの月曜日に俳句講座を見つけたのが切っ掛けで俳句を始めました。それまで俳句は作ったことはありませんでしたが、紙と鉛筆さえあればという単純な動機でした。
この句は平成13年
3月20日 第28回龍野市民俳句大会に参加した時の句です。龍野市民俳句大会は昭和49年の第1回以来関西を中心に約300名参加の大きな大会ですが、私にとって初めて県外の参加でした。
当日は、水温む揖保川のほとり龍野の風物詩として定着した雛流しや人形供養も行われ、大勢の人で賑わってをりました。青空に連凧が揚ってをり、その糸を持たして頂いたところ春風にあをられて大変重たく感じました。その感触を素直に詠み作りました当日の出句は約900でしたが、予選では誰も採って頂けませんでした。ところがホトトギス主宰稲畑汀子先生の特選10句の1つに選ばれびっくりいたしました。それ以来俳句が面白くなってきた思い出の句となりました。
      平成
17824  木村 英一郎(RSKOB)

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