「山歩きの会」平成15年度第2回例会報告
実施日:8月6日(水)、7日(木) 場所:大山6合目
参加者:田渕、大野、竹内、亀田、吉岡
今回の山歩きの会は台風10号が接近する中での計画実行となりましたが予報の如何にかかわらず山荘までは行き当日の天気を見て決行か否かを決めることで全員が一致し、不安混じりの中MC駐車場を出発しました。
<6日>山荘到着後直ちに天気予報を確認する。どうやら台風の影響は無いらしい。夕食は例の通りジンギスカンとビールでスタミナを補給して早めに床に就く。
<7日>6時起床,7時出発。米子道で溝口ICまで走り大山寺を目指す。
途中大山の写真を写すために下車したが、大山寺の南光河原駐車場に到着したのは7時50分。
早朝の貴重な時間、50分で来られるとは高速道の威力。直ちに準備して登山開始。
今回は夏山登山道の整備工事の最中で登山道と平行して工事用モノレールが設置してあり工事機材を運搬するエンジン音と一緒に登る所もあった。
夏山登山道は1合目毎に標柱があり休憩するのに都合がよい。2合目,3合目と休憩して流れる汗を拭き水分を補給する。
このあたりからはブナの大木も一段と立派になり、この真夏でも太陽の日差しをさえぎってくれるので有難い。
折から夏休みとあって登山者は家族連れや学生14・5人のグループ。
さすが日本100名山大山。朝早くからけっこう大勢の人達が頂上を目指している。
5合目の標柱は風雨のためか倒れていたが、そのそばには先程から一緒に登っていた大学生の一人も疲れが出たのか地面に横になって倒れていた。
此処まで登ると標高差400m。我々も歩き始めて1時間半登った事になる。
持参した飴や菓子をリユックから取り出して長めの休憩をとった。
周囲のブナの大木はどれも立派な風格、口々に「すばらしい」を連発しながら貴重なブナの林に感動する。
10時過ぎ6合目避難小屋に無事到着(バンザイ目標達成)。
ここからは視界が開け大山北壁の断崖やガレ場がよく見える。しかしガスが垂れ込め上部は見えない。
時折強い風が吹き付け雲も飛んでいる。台風の影響が出始めている事に気付く。
昨日亀田さんから差し入れてもらい6合目で食べようと準備してきた大きな桃をリュックから取り出して皆で丸かじりした。
その味は汗した後にのみ味わえる最高の味だった。
夏山登山道から分かれて元谷に下る道は急勾配の木の階段。注意しながら一歩一歩下る。
大黒様を祀る大神神社の境内を通り麓の大山寺に辿り着いたのは12時半。昼食は全員大山そばを食べる。
下湯原温泉で汗を流し帰路に就いた。車中では早くも次回の話しに花が咲いた。
(文責 幹事吉岡) |