民放クラブとは

 世界一の長寿社会となった日本ではもはや定年=隠退という図式はなくなりました。
昨日までの経験を生かして他の人々のために役立ちたいと考える人、趣味の世界で自らの人生を更に深みのあるものにと望む人、それぞれ毎日を大切に考えておられることと思います。
民間放送OBによる、OBのための組織、古い仲間の新しい集い、それが民放クラブです。かつて、同じ釜の飯を食った仲間、助け合った仲間、しのぎを削って競い合った仲間の懐かしい再会の場でもあります。
現在、北海道、東北、関東、北陸、東海、関西、中国、四国、九州にそれぞれ民放クラブがあります。そして、各地区クラブを統合して日本民放クラブと称しています。
1985年10月、東京で発足した民放クラブは、交遊の輪を広げながら四千人のクラブに成長、同業のOB・OGの集まりとしては他に類を見ない集まりとなっています。

親睦と社会貢献

 全員相互の親睦と社会貢献は民放クラブの目的の両輪です。同好会活動のレパートリーはゴルフ、テニス、スキー、釣り、旅行、歩く会、路上観察、歴史散歩、温泉研究会、ビリヤード、コーラス、ウクレレ、社交ダンス、グルメの会、女性の会、おしゃべりの会、写真、囲碁、将棋、麻雀、俳句、絵画、陶芸、アマチュア無線、パソコン、その他総会や月例会、各種講演会の開催等広がる一方です。
社会活動面でも、視覚障害者向け朗読ボランティア、歩こう会への視覚障害者の招待、老人施設での紙芝居の奉仕やコーラスによる慰間等、こちらも着実に広がりを見せています。また地区クラブによっては、「生き甲斐行動賞」を設けるなど会員の社会活動や功績を顕彰し励まし合っているところもあります。
そのほか、たった1人でスペインに絵画遊学をした人、ポルトガルヘ5年間移住して110に及ぶ美術館をめぐった人、シルクロードを104日間旅して宗教と美術を訪ねた人、水彩画で緑の保全を訴えた人、絵や染め物で入選された人など多彩な活動をしており、これを地元の会員が全面的にバックアップするなど、同好会だけではない交わりも行われています。
( 会報「民放クラブ」より抜粋)
中国民放クラブの構成
中国民放クラブ十年の歩み
民放クラブ便り

 ○OBの発言・放送こぼれ話

 ○みんなで語ろう民放史